負けず嫌い魂
「ことわざ英語かるた大会」を15年に渡り行ってきた。
記憶に残っているだけでも、小学生の男児が二人、女児が一人、大会で泣くところを見た。
負けたことが悔しくて泣くのだから、皆一生懸命で純粋なのだ。
負けず嫌いで無垢なハートは美しい。神々しいまでに光り輝いている。
向上心のかたまり・・・そう、アスリートで真っ先に思い浮かぶのは、テニスの錦織選手やフィギュアの羽生選手だ。幼い頃から努力家で負けず嫌い。二人とも精進を重ねた結果、世界に羽ばたくことのできる翼を得たのだ。
しかし、いつも結果が伴うとは限らない。なかなか勝てないときもある。
そんな時はどう考えたらいいのだろう。例えば人生において不遇の時にどうするか。
一般的には、悪かった点を自己分析し改善するなどと考えるだろうか。
もちろん改善するために過去を振り返ることは必要だが、負の要素に目を向けることは少々脳が痛む気がする。これはしないようにと緊張のあまり、してはならないことに注意が向き過ぎてかえって失敗することもある。
楽観的な見方かもしれないが、良いところを伸ばしたい。特に教育においてそう思う。
最近では、松岡修造氏の『ほめくり、修造!』と言う日めくりカレンダーが人気だ。「ほめ達!」検定などと言う制度もある。
(日めくり)ほめくり、修造! [ 松岡修造 ]
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大人になると褒められる機会は激減する。そのためか褒められることに慣れていない半面、褒められた時には心がはしゃぐ。
大人だって有頂天になるのだから、子どもは絶対嬉しいに違いない。そう考えると「ほめる達人」になりたいし、「ほめる達人」がもっともっと世の中に増えてほしい。きっと社会が明るくなる。
SNSにも「いいね!」ばかりでなく「ドンマイ!」だってある。うん。気にしなくていいことの方がきっと多いはず。「ドンマイ!」で張り切っていこう。
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