日本人が英語を学ぶとき、日本語の「て・に・を・は」に当たる前置詞が文法の関所になっている。
時や場所を表す便利な機能語だが、使い方はかなりややこしい。
そこで、10歳以下のなるべく早い段階でこの前置詞に遊びながら親しんでもらおう!ともくろんでいる。
一つは「前置詞アクションチャンツ」で、アクションしながら位置関係をインプットする作戦だ。
アクションはアメリカの手話をベースにしている。
“between !”
ところが、子ども達と向かい合ってアクションすると、右と左があべこべになってしまうことが以前から気になっていた。
向かい合うと右と左が逆なので、敢えて、”left and right”のアクションを右と左でやってみたところ、
子ども達は反対にもかかわらず全く同じように真似してくれる(^^;。
それではと言うことで、”left and right”のときは、子ども達にくるりと背を向けてやってみた。
「leftはこっちですよ~( ⌒o⌒)♪」
うん、この方がわかりやすそうだ。(チアリーダー気分?ヾ(゚0゚*)ノ)しばらくこれで行こう!
エアロビクスなども同じ原理で、インストラクターの先生は鏡に向かっているので真似しやすい。
もう一つは、イラストと文字を使ったカードで視覚的に右脳を刺激する作戦。
イースターのアクティビティを考えていると、イースターバニーが降臨してきたので、「オリジナル前置詞カード(うさぎ.Version)」を作ってみた。
・・・イースターと言えば、うさぎと卵。
卵の中に入っているうさぎや卵の上に乗っているうさぎ・・・
「前置詞アクションチャンツ」以外に3枚加えて、18種類のカードを色鉛筆で描きました!
日常的にイラストを描いているわけではないので、このオリジナルカードの制作は本当に大変でした~。
(ラミネート加工された「オリジナル前置詞カード」(うさぎ.Version))
いよいよ子ども達にお披露目のとき。
「前置詞アクションチャンツ」を経験している子ども達は、「あぁ、いつものあれネ!」とすんなり受け入れてくれる。
(≧∀≦)♪\(^o^)/
かるた大会が終わったら、またこのカードで遊ぼうね!